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第25節 富山×松本 富山・小田切道治監督の会見コメント

【第25節 富山3―0松本 ▽得点者:前半41分・安光、後半8分・髙橋、同45+4分・井上(以上富)】

●富山・小田切道治監督
 松本からも多くの方に来場いただき、最高の雰囲気の中でゲームができました。ありがとうございました。声援のおかげで3-0の快勝を収めることができました。
 前節に負け、しかも前期で負けている松本との対戦だった。連敗は許されない状況だった。もう一度、強度をしっかり保ちながら戦うように真っ先に伝えていた。スカウティングを踏まえ、サイドからは前進できると考えた。そこから一気に、スピーディーに攻撃することをテーマとして掲げていた。序盤から自分たちのペースはつくれたと思う。選手がよく理解してプレーしていた。
 前半に点が取れた。後半もあのように、したたかにゴールを狙う姿勢が2年目につながった。最後に交代で出場した選手が得点を挙げたこともチームにとってプラスだ。
 前節に負けてメンバーを入れ替えた中でも、このようにクオリティーを落とさずにできた。全員が競争しながら、さらに良いチームにしていきたい。

Q:安光選手の活躍について。
 彼がこのチームに元気を与えているのは誰もが認めるところ。そういう選手があのように駆け上がって点を取れたのはチームを勇気づけたと思う。

Q:前節から先発を6人入れ替えた。
 今週のトレーニングでさまざまな選手の組み合わせを試した。良かった選手をチョイスした。久々の選手がいたとはいえ、6月まではほぼ全員がコンスタントに試合に出ていた。戦術の理解に差はない。中断期間にも、全員でチームの戦いのベースを確認している。それによってこのような結果を残せた。

Q:マテウス選手のスピードが対松本には有効と考えたのか。
 それはあるが、彼もトレーニングの中で動き出しが良くなっている。ボールを引き出すところが改善されている。サイドは取れる。その先にいかにしてスピーディーにいくか。マテウスの良さを生かすことと、サイドハーフのポジショニングがポイントだった。

Q:ロングスローを含む松本のセットプレーをよくしのぎ無失点に抑えた。要因は。
 あのような場面が増えるのは想定していた。セットプレーについては飯高GKコーチのもとトレーニングに取り組み、今回だけではなく高い集中力を保ってできている。継続してできている証拠だと思う。

Q:今後の戦いについて。
 最後まで厳しい戦いは続く。しっかり自分たちのやるべきこと、やっていることにトライしながら、一戦一戦、目の前の試合を大事にしながらやっていきたい
 自分たちのやっていることを信じてぶれないことが大事。良い競争の中で、誰もが納得するような選手が試合に出られるような組織づくりをし、勝ち続けられたら昇格できると思っている。

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Author:kataller2015
J’s Goal記者・赤壁逸朗がカターレ富山のJ3での戦いをレポートします。

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