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第33節 富山×福島 富山・小田切道治監督の会見コメント

【第33節 富山1―4福島 ▽得点者:前半39分・塩浜、同45分・森、後半20分・塩浜(以上福)、同24分・吉平(富)、同30分・森(福)】

●富山・小田切道治監督
 多くの方に応援していただきました。ありがとうございます。本当にふがいないゲームをしてしまったと思う。申し訳ない。ただ、すべてが終わってしまったわけではない。しっかり気持ちを切り替えて次に向かうのが最も大事だと思っている。
 福島の攻撃に対して引くのではなく、しっかり前からプレッシャーをかけていった。そして自分たちがどうゴールに向かうのかを考えてゲームを進めた。準備してきたことを発揮して高い位置からボールにプレッシャーをかけられていた時はよかった。ただ、すべてそうはできない。押し込まれた時に戻すところで少し苦労してしまった。
 押し込まれてもボールにアプローチして耐えることはできていた。前半のセットプレーからの失点とそのあとの失点がメンタル的には痛かったなと感じる。攻撃はカウンターで何度かチャンスはあったが、そこからもうひとつ踏み込んでシュートにいくシーンがあるとよかった。風下だったこともあってビルドアップでミスが起こり、それを繰り返してしまったのが波に乗れなかった原因かなと思う。
 後半はボールの動かし方と守備の整理をして臨んだが、相手の中央攻撃のクオリティーが高く、ボランチのポジショニングのミスを突かれてしまった。選手交代をしてよりゴールに向かった中で迫力は出せたが、判断やクオリティーがまだ足りず得点が取れなかった。
 自分たちのリズムの時に取れた得点が1点なのか、2点なのかによってゲームは変わってくる。逆に自分たちのリズムだった時に失点してもろさを出してしまった。そういった課題の多い試合だった。一つずつ整理して修正しながら次に進んでいく。
 先ほども述べたように、すべてが終わったわけではない。しっかり切り替えて次の鳥取戦に向けて良い準備をしたい。

Q;FWに吉平、古川選手を起用。攻撃陣4人の組み合わせの狙いは。
 高い位置でどう守備をするかを考えた時に今回のようになった。福島が相手なら、守備だけでなく、攻撃のことも考えた時にこのメンバーが良いと判断し、1週間準備してきた。守備の位置を下げずにマイボールにすることを考えた。

Q;2位・今治との勝点差が5から6に広がった。また、ホームの今季無敗が16試合で止まった。
 自動昇格はあきらめていない。まだまだ狙っている。前節よりも差が広がったが、あきらめるほどの差ではない。ホーム無敗については、記録はいつか途絶えるものであって、それが今回であったということに過ぎないと思っている。
 前節の宮崎戦はボールを持てたがゴールに向かえないシーンがあった。今回はそれを修正してゴールに向かうシーンは増えた。大きな問題があるのではなく、シーズンの中でのこういう時期であり、(これまで通り)一つひとつ積み重ねながら進んでいきたい。

Q;新加入の古川選手が初先発し、伊藤選手が7月6日の第20節・FC大阪戦以来の復帰を果たしたのはプラス材料なのでは。
 試合に勝てず、得点も取れなかったのですべて良しとはできないが、期待していた(古川)真人の推進力やゴールに向かう姿勢はみられたし、(伊藤)拓巳も久々ではあったが、持ち味を出してチームを勢いづけるというタスクは果たしてくれた。今後につながると思う。



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Author:kataller2015
J’s Goal記者・赤壁逸朗がカターレ富山のJ3での戦いをレポートします。

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